キングヘイロー
競馬を知らない方には全くもってトンチンカンな話題です。
北海道で働き始めた年の有馬記念、僕は中山競馬場でキングヘイローの雄姿を見ていました。キングヘイローとはちょっとした腐れ縁(自分が思っているだけ)で、デビューからずっと応援してました。馬券的には全然仲良しではなかったのですが、競馬=Blood Sportsを信じて疑わなかったあの頃(爆)では、父は欧州の至宝【ダンシングブレーヴ】、G1を7勝もした母は日本に輸入されたときは米国競馬ファンが泣いたと言われている【グッバイヘイロー】の血統に、本当に感激しました。
有馬記念が終わり、いざ北海道で種牡馬となったとき、最初の6日間は種付けが下手で全く機能せず、獣医さんがバイアグラを用意しようとしたこともありました。ただ、7日目の種付け練習で、無事種馬になることができました。
種馬時代は日高ではまぁまぁではなかったでしょうか?
カワカミプリンセスという大物も輩出し、ローレルゲレイロというスプリントチャンピオンもいましたね。そういえば、昨年のNARチャンピオンのキタサンミカヅキもキングヘイロー産駒でした。
あなたと北海道同期の僕は、まだまだ苦難を乗り越えていかなければならないですが、高松宮杯の日や、ダービーでは青ざめた顔の祐一を乗せて走ったあの日を思い出すことにします。
ちょっとおとぼけの馬でしたが、本当にお疲れ様でした。